Mapion・日本一の地図システムの作り方
ちょっと前の本ですが読みました
Mapion・日本一の地図システムの作り方 (Software Design plus)
- 作者: 株式会社マピオン,山岸靖典,谷内栄樹,本城博昭,長谷川行雄,中村和也,松浦慎平,佐藤亜矢子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 大型本
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最近はもっぱらGoogle Maps使ってますが、以前はマピオンも使ってました。そのマピオンが裏側を公開してくれている本です。
余すところなく書いてくれているという印象です。なので、読んでいて退屈しません。
ただ、第6章(スマートフォン用地図ライブラリの紹介)はマニュアルっぽい感じで色合いが異なります。なので、正直ちゃんと読みませんでした。
地図システムという比較的特殊なシステムと思われるので、使われている(紹介されている)要素技術というのはそれほどいろんなところに当てはまらないものかもしれません。そういう意味で、とっつきにくいところもありました(MapServerとかPostGISとか)。
それでも、地図システムという前提がはっきりしていることもあってそれなりの理解で読み進めていけます。詳しく知りたければ調べれば言い訳ですし。
サーバ側をなるべく効率的にするのはもちろんなんですが、クライアント側も含めていかにキャッシュを有効に使うことが大事かというのを改めて認識しました。
受託だとそこまで考えてシステムを運用することもなかなかないので(他が優先されちゃうので)、そういったところまでやるのはちょっと魅力感じます。
メモ
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